介護キーマンインタビュー

株式会社ポプラコーポレーション
代表取締役
幸田伸明 さん

社福と連携し地域包括ケア。平均要介護度4以上のサ高住も。

幸田伸明さん

会社について教えて下さい。

2005年設立の社会福祉法人池田さつき会のグループ会社です。サービス付き高齢者向け住宅を新たに手掛けることを検討している中で、社会福祉法人ではなく民間会社で運営した方が相性がいいのでは、と判断しました。12年に第1号のサ高住を開設、現在は9棟を運営しています。私は10年前に池田さつき会に入職し、2年前からポプラコーポレーションの代表を務めています。

池田さつき会と言えば、北摂を代表する大規模社会福祉法人ですね。

池田市を中心に特養、有料老人ホーム、グループホーム、デイサービス、ショートステイなど幅広い介護を提供しています。グループ内には医療法人もあります。そこに当社のサ高住を加え、どのような状態になってもご自宅、高齢者住宅を問わず、北摂で暮らし続ける環境を整えられている点が大きな特徴です。

ポプラコーポレーションの強みは。

グループ内の医療法人との密な連携により、重度者や医療的ケアが必要な方の受入れも可能な点です。サ高住の中にはご利用者様の平均要介護度が4を超えているところもあります。24時間対応の医療・看護サービスを求めて特養から移ってきた方もいます。現在462室を運営していますが年間で30件程度をサ高住内で看取っています。

スタッフ教育で力を入れている点は。

9つのサ高住で、サービスの水準やスタッフのベクトルがバラバラにならないようにしています。具体的には19年よりスタッフをキャリアや能力に応じで3段階に分類し、それぞれの段階ごとに9ホーム合同の研修を行い、全ての情報や知識、スキルを9ホームで共有できるようにしています。

スタッフに求めていることは何でしょうか。

私が介護業界に転職する前からのモットーが「自ら考えて動く」です。どのような仕事でもマニュアルはあると思いますが、そこに書かれているのはあくまで一部にすぎません。いかにそこに書かれていないことに気づき、自分の判断で実践できるかが重要です。これができると日々の仕事に変化が生まれ、仕事がルーチンワークでなくなります。
 日々の変化というと介護現場ではつい「イベントやレクリエーションを充実させる」と考えてしまい、それがプレッシャーになってしまいます。しかし、例えば、ご入居者様の部屋のカーテンを開ける時間をいつもよりちょっとずらすだけでも変化が生まれます。そうしたことにスタッフ自身が気づいて欲しいと思います。

今後取り組みたいことはありますか。

各ホームの施設長の下に副施設長などのポストを設け、そこがご利用者様の満足度向上の機能を果たすようにしていきたいと考えています。しかし、その人物がすべて対応するのではなく、彼のアドバイスやアイデアの元、各スタッフが顧客満足度向上を常に考える社内風土・体制を作り上げていきたいと思います。

貴重なお話、ありがとうございました。

運営会社

株式会社ポプラコーポレーション

http://www.poplar-corp.jp/

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