介護キーマンインタビュー
株式会社フォルテ
代表取締役
河 洋子 さん
外出も館内での飲酒も自由。1人ひとりに合った生活を提供。

会社の概要などを教えて下さい。
元々高齢者住宅を運営していた会社から分社化される形で2018年4月に設立されました。現在東大阪市と豊中市、岸和田市で合計4棟の住宅型有料老人ホームとサービス付き高齢者向け住宅を運営しています。私は会社設立に伴い社長に就任しました。介護業界でのキャリアは16年になります。
運営する高齢者住宅の特徴は何ですか。
当社で運営するのは、介護サービスが外付けのタイプの高齢者住宅です。介護が必要な方一人ひとりの状況や生活スタイルにあったサービスを受けるには自宅が一番です。「スタッフがケアをしている間は100%その人のためだけに動く」など、外付けサービスの住宅はそれに近い環境が提供できると考えています。特定施設などはいい面もありますが、どうしても「集団ケア」的な部分もあります。住宅型は確実に1対1の時間を確保できます。
個別ケアの重視ということですね。
ケアを含め、各種サービス提供に際しては、ご利用者様一人ひとりの生活スタイルの尊重を心がけています。例えば、ご家族の了承が得られれば、自由に外出できます。建物入口のドアはスタッフが開錠しますが、日中であれば、届出も必要ありません。また、館内での飲酒も自由です。健康上飲酒を止められているご利用者様もいますので、他の人に分けるのは禁止していますが、ご自身で楽しむのであれば、居室内や食事の時に食堂で飲むことができます。
生活の自由度が高いですね。
一方で、自由度が高いと、日常生活の中で他人との関わりが少なくなってしまう可能性があります。認知症の予防や進行防止のためには、なるべく他人とコミュニケーションを図ってもらい、毎日刺激を感じてもらうことが重要です。そのため、自由な生活を尊重しつつ、なるべく館内では常に他者と一緒に過ごせる場所があるようにしています。毎日ティータイムの時間にはちょっとしたゲームなどを行うなどして、人と関わる時間を意識して増やすようにしています。
スタッフに求めるものや、スタッフ教育の点で気を付けていることは。
サービス外付け型の住宅ですから、スタッフはケアプランに基づき決まった時間マンツーマンでケアを提供します。この時間しっかりとケアをするのは当たり前であり「それにプラスαで何ができるか」を考えてもらいたいと思います。例えば、1分1秒でも長く世間話をし、コミュニケーションを図ることなどを意識してもらいたいと考えています。
今後、会社として取り組むことは。
東大阪市の住宅型有老の「ケア・ブリッジ布施」を今年10月、近くに移転させます。これに伴い、今の建物では十分ではなかった、スタッフの休憩や収納のスペースも確保できますので、就労環境が大きく改善します。また、居室も13平米台から18平米台へと広くなります。今、お住まいの方の月額費用は変わりませんので、住環境も大きく向上することになります。
貴重なお話、ありがとうございました。
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