2019.12.8コンシェルジュ活動ブログ

大阪市浪速区の住宅型有料老人ホームへの入居事例(58歳・男性・要介護3・障がい支援区分3)

【ケアマネさんよりご相談】

年齢:58歳 男性

現在の住まい:大阪市住之江区の賃貸住宅

介護状態: 要介護3、障がい支援区分3

手  帳: 身体障がい者手帳1級

収  入: 生活保護受給

キーパーソン(家族様):妹さん(大阪市西区に在住)

既往歴:人工透析、糖尿病(インスリン注射を一日1回)、右頭頂葉脳梗塞、右足膝から下切断、C型肝炎

日頃の生活状況:人工透析で週3回病院に通いながら、ヘルパーを毎日いれながら自宅で生活をおこなっている、インスリン注射は自己注射を行っていたが、注射針をほったらかしにしていることが多く非常に危険、自己管理できなくなってきており、車いすで居室内を自走して生活しているが頻繁に自宅内で転倒しており在宅生活が困難との判断から有料老人ホームでの生活が望ましいのとの判断をケアマネが行い、相談に至る。

家族からの要望:妹さんの通いやすい場所で探して欲しい。

本人の要望:タバコを吸いたい

 


生活保護を受給されている方で年齢が65歳以下のかたについて、介護保険法ではなく、障害者総合支援法が優先となり障害支援区分を利用して介護士はご利用者のお世話を行います。

 

今回のホーム探しのポイント:

1.障害福祉サービスの届け出をだしている有料老人ホームであること

 

2.サービス付き高齢者向け住宅は基本60歳以上の方がご入居するホームの為、選択肢から外すこと。

 

3.生活保護を受給しているかたのため、生活保護受給者が受入れできるホームを選ぶこと

 

4.人工透析を週に3回、福祉車両での送迎をしていただけるクリニックを探すこと

 

5.インスリン注射、自己注射が困難なため日中ホーム内に看護師が常駐し、看護師での対応ができる所を探すこと(インスリン注射は医療行為となるので介護士対応は不可)

 

6.タバコを希望しているため、出来る限りタバコを喫煙できるホームを探すこと。

 

以上の内容から浪速区にある住宅型有料老人ホームなどご提案


入居までの流れ

1.比較も含めて大阪市内の老人ホームを複数(3件)見学、送迎

見学、在宅で生活が困難になっている理由を生活保護課(ケースワーカー)に説明

 

2.ご本人、ご家族が選んだ、浪速区の住宅型有料老人ホームに対して、診療情報提供所、介護サマリーを提出

 

3.住宅型有料老人ホームの施設長、介護責任者が本人宅に訪問、入居受入れ面談を実施

 

4.入居審査OKに伴い、生活保護課(ケースワーカー)に説明、重要事項説明書を提出

 

5.引越しの見積り作成、提出

 

6.生活保護課での転居会議実施、次に入るホームの調査をし、転居審査OK

 

7.転居に伴い、自宅の整理、解約手続き

 

8.老人ホームへ転居する為の準備(福祉用具貸与:特殊寝台、車いすの手配)、施設との調整

 

9.住宅型有料老人ホームへ転居、送迎

 

10.住之江区から浪速区への引越しに伴い住所変更

 

11.後日、浪速区生活保護課へ生活保護の申請

 

以上、入居後も定期的にアフターフォロー実施いたしております。


あなたの街の高齢者/障がい者住まい相談所・ふれあい家族

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