介護キーマンインタビュー

ファインフォレスト株式会社
フォレスト垂水壱番館 施設長
南泰一郎 さん

「Always Smile」が合言葉。丁寧な接客と居心地の良さを追求。

南泰一郎さん

経歴について教えて下さい。

他業界での営業職を経て民間の大手介護事業者に介護スタッフとして入社し、2006年にファインフォレストに転職しました。介護業界でのキャリアは20年弱になります。ファインフォレストは、それまで何か縁があったわけではなく、求人広告を見て応募したのですが、面接時にホームを見学して、雰囲気の良さやスタッフの対応の良さに魅力を感じたことが、入社を決めた理由となりました。2020年秋にフォレスト垂水壱番館の施設長に就任しています。

ホームの特徴を教えて下さい。

ご利用者様の平均要介護度は2.6とやや高くなっています。それは1.5対1、看護師24時間常駐という手厚い人員配置体制、それに建物内に在宅療養支援診療所がテナントとして入っており、医療的な処置が必要な方でも受け入れられる体制が整っているからこその結果だと思っています。また理美容室、ライブラリー、カルチャールームなど共用スベースを広く確保しているのも特色です。細かい点で言えば廊下の幅は3メートルあります。車椅子のご入居者様どうしでも楽にすれ違えるため、行き違いのために待たされることがなく、ストレスを感じることがありません。

日頃の業務の中で心がけていることはなんでしょうか。

会社の合言葉は「Always Smile」で、各スタッフのユニフォームの名札にもこの言葉が書かれています。この合言葉のように、まずは、スタッフは常に笑顔でいることを徹底するように心がけています。笑顔と元気の無いスタッフでは、ご利用者様は穏やかに、安心して生活することができません。常に最高の笑顔を届けられるように、毎日の朝礼でスタッフが互いにチェックしています。
 また、ご利用者様に対する言葉遣いも「丁寧さと親しみやすさ」をバランスよく織り交ぜるようにしています。当ホームは入居一時金が1780万円ですので高額な部類に入ります。しかし、高級レストランや一流ブランド店などのように最上級の敬語を使った接客ではご利用者様も堅苦しさや緊張感を感じてしまうでしょう。高齢者住宅は日常生活の場なのですかから、もっとくつろげるように「〇〇様」ではなく、「○○さん」と呼びかけるようにしています。もちろん、これについてはご利用者様やご家族一人ひとりのご希望などに応じて使い分けています。

施設長として、今後取り組んでいきたいことは。

人材の育成です。私はつい先日まで現場にいましたので、現場スタッフが何に悩んでいるのかなどを理解しやすいと思います。個々のスタッフが抱えている課題や成長に必要なことをしっかりと把握した上で、適切なアドバイスや指導を行いたいと思います。その一方で、組織の長として、あまり現場の目線や考え方だけに捕われず、会社全体をみて行動できるバランス感覚を養っていく必要があると考えています。

貴重なお話、ありがとうございました。

運営会社

ファインフォレスト株式会社

http://fineforest.co.jp/group_info

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