介護キーマンインタビュー

エールシステムズ株式会社
法人部 部長
山根 啓 さん

「駅近ながら手頃な入居費用」実現。採用基準の明確化・共通化でミスマッチ減少。

山根 啓さん

会社やご自身の経歴について教えて下さい。

設立は1999年です。当初は介護人材教育事業で、のちに訪問介護事業を開始しました。高齢者住宅は2007年に第一号を京都市に開設し、現在、住宅型有料老人ホーム8棟を運営しています。大阪府内の物件はエールシステムズ、京都府内の物件はエールパートナーズと場所により法人を分けて運営しています。
 私はエールシステムズの元役員と共通の知り合いから紹介を受け、3年前に声をかけてもらい入社しました。介護業界での勤務歴は15年になります。

運営する高齢者住宅の特徴を教えて下さい。

ブランド名は「マリアヴィラ」で、駅より徒歩10分以内という交通利便性を重視した立地ながら手頃な入居費用を実現しているのが特徴です。例えば「岸和田春木マリアヴィラ」は、南海電鉄本線春木駅の目の前という好立地です。また、全物件が土地・建物ともに自社所有です。ハード面での特徴としては、5年ほど前より内装をヨーロッパ調、バリ調、和風などホームごとに個性を持たせたものにしています。これにより非日常感を生み出し、日々の生活に刺激を与えるようにしています。

ケアなどのソフト面で力を入れていることは。

当社のホームはそれほど大規模ではなく共用スペースが少ないので、食事の時間以外はどうしてもご利用者様は自室で過ごすことが多くなってしまいます。そこで認知機能の低下などを防ぐために「なるべく1人にさせない」ことに注力しています。医師や訪問看護師はもちろんのこと、外部から鍼灸師に訪問してもらい必要な人には施術をしてもらっていますし、この鍼灸師が週に3回ご利用者様の前で体操をしてくれますので、ADLの維持改善の面でも効果が出ています。

スタッフ採用・教育などの面ではどのようなことに取り組んでいますか。

現状、ホームによりスタッフの定着率の差がありますので、それを是正していくことに力を入れています。そのために半年ほど前に、面接時の評価基準を示したチェックシートを作成して、ホーム間で採用する人材の質にバラツキが出ないようにしました。評価項目は「身だしなみが整っているか」「人の目を見て会話ができているか」「履歴書はきちんと書かれているか」などのごく当たり前のことですが、これまで介護業界では業界での勤務経験や保有資格などが重視され、社会人としての素養に欠けるような人材を採用してしまっている面がありました。「介護業界以外でも通用する人材」を採用条件の第一ハードルとして、人間関係に起因する離職を少しでも減らせていければと思います。

今後の事業展開を教えて下さい。

2021年10月4日、エールパートナーズで障害者向けホーム「RE GAIA」を大阪市内に開設しました。住宅型有料老人ホームですが18歳~64歳の障害を持った方を入居対象としています。当面、高齢者住宅を増やす考えはなく、この「RE GAIA」の供給を進めていきます。現在、3棟まで開設が決定しています。

貴重なお話、ありがとうございました。

運営会社

エールシステムズ株式会社

https://www.mariavilla.co.jp/

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