介護キーマンインタビュー

株式会社NSA
介護事業部 施設部マネージャー
成田佳保 さん

激戦エリアでも43室が3ヵ月で満室。「お互い様」の心で施設の雰囲気良好に。

成田佳保さん

経歴を教えて下さい。

以前は学習塾で講師や運営業務をしていました。転職を考え、何社か応募した先の1社がNSAでした。介護業界は全くの未経験でしたが、面接を受けたときに「社内にギスギスした雰囲気が全くない」と感じて好印象を持ち、2017年に入社をしました。私も吉岡同様に営業職を志望していましたが、ホーム長として採用・配属されました。

運営する高齢者住宅の中で何か一つ特徴的なものを教えて下さい。

最も新しい「大喜」です。2021年4月に大阪市平野区にオープンした43室の住宅型有料老人ホームです。ただし、当社の高齢者住宅は手頃な入居価格を実現していることもあり、建物自体には大きな特徴はありません。当社初の建物自社所有物件であること、他社の訪問看護事業所との連携で当社4棟目となる24時間看護体制を構築しているといった特徴はありますが、特にこれまでの高齢者住宅とコンセプトなどは変わるところはありません。それでもオープン3ヵ月で満床になるなど、高齢者住宅の激戦エリアにありながら、これまでに比べて早いペースで入居が進みました。

入居が好調な理由は何でしょうか。

吉岡のいう通り「どのような方でも積極的に受け入れる」という姿勢を徹底した結果だと思います。「当社の住宅はセーフティネットである」という意識を持ち、入居を希望する方一人ひとりに対して、いかに受け入れできる体制を個別に整えていくかを常に最優先に考えています。そのために「タブーは作らない」「失敗を恐れない」ことをスタッフに意識付けしています。例え失敗したとしても、それが成功に向かって前向きに行動した結果であれば失敗ではないと考えています。また、スタッフの意見や考えがホーム長など上層部の届きやすい体制・雰囲気づくりにも力を入れています。

そのほか、スタッフに対して求めていること、スタッフ教育で心がけていることは何でしょうか。

「職場内の人間関係を良好なものに保つ」という意識を持ってもらうことです。スタッフ間の関係の悪さはご利用者様も敏感に感じ取ります。それはご利用者様の遠慮や委縮につながり、居心地の悪さになってしまいます。誤解を恐れずに言えば、介護現場で働くスタッフ1人ひとりの能力は、他業界の人に比べてもそれほど高いものではないでしょう。こうしたスタッフが力を発揮するには、チームスポーツのように集団の力をいかに高めるかが重要だと考えています。

人間関係を良好なものにするために何が必要でしょうか。

「完璧な人間などこの世にはいない」ということを理解し、他人の欠点や失敗を許容する考えです。自分も含め、他人に迷惑をかけずに生きて行ける人間などいません。それが理解できていれば、何かあっても「お互い様」と感じることができます。

貴重なお話、ありがとうございました。

運営会社

株式会社NSA

http://www.k-nsa.co.jp/

介護キーマンインタビューTOP

関連施設