介護キーマンインタビュー

株式会社ソラスト
ソラスト須磨ノ森 管理者
柴田亜紋 さん

「香り」「音」にもこだわる接遇品質が人気。35室で日中看護師2名の医療体制も評判。

柴田亜紋さん

経歴を教えて下さい。

2009年に全くの異業種から介護職に転職しました。2011年に現在のソラスト須磨ノ森で勤務を始め、2014年より管理者を務めています。

ソラスト須磨ノ森について教えて下さい。

2006年に開設した全35室の介護付有料老人ホームです。元々は別の会社が運営していたのですが2019年7月にソラストの運営となりました。
須磨や舞子には比較的大規模な高齢者住宅が多い中で、小規模で家庭的なコミュニティなのが特徴です。要支援1から要介護5まで幅広い方が利用されています。奥須磨公園に隣接するなど閑静な環境であり「静かに、穏やかに、ゆっくりと過ごしたい」と当ホームを選ばれる方が多いです。

サービス面などでの特徴はなんでしょうか。

日中は2名の看護師が常駐しています。この規模で2名というのは看護体制としては手厚く、医療的な対応が必要な方、ターミナル期の方でも安心して生活できます。
また、周辺エリアにはソラストが運営するほかの事業所が複数ありますので、在宅介護生活からホームへの移行、ホームから在宅への復帰、ホームからグループホームへの住み替えなど、様々なニーズにスムーズに対応できるのも強みです。

スタッフ教育の面で力を入れていることはなんでしょうか。

ソラストにグループインする前から接遇に力を入れていました。接遇というと、一般的には「言葉」「身だしなみ」「立ち居振る舞い」などを思い浮かべるケースが多いと思いますが、当ホームでは「香り」「音」なども接遇の重要な要素の一つと考え、その質にこだわっています。
また、ご利用者様と接する際には「聞く姿勢、待つ姿勢」を徹底しています。ホーム側の都合で物事を進めるのではなく、ご利用者様一人ひとりの状況やニーズをしっかり把握して対応します。
しかし、まだまだ私が理想とする接遇レベルには達していません。私や本社からの指示・指導ではなく、スタッフ自らが考え、実践できるようになる必要があると考えています。

今後の目標を聞かせてください。

以前の運営会社のときは、介護事業所はここしかありませんでした。このため、介護の仕事が初めてのスタッフは、ほかの事業所の様子を見たことがありません。ソラストにグループインしたことで、ほかの事業所との交流が活発になり、スタッフの成長につながることが期待されたのですが、あいにくと半年後に新型コロナウイルス感染症が日本で広がり、実際にはほとんど交流できませんでした。
 コロナもかなり落ち着いてきましたので、今後は社内・社外を問わず多くの事業所と交流を図りたいと思います。多くの事業所を知ることで私たちの優れている点についてはさらなる強化が図れます。一方で弱点と思われる部分の改善にもつながるでしょう。

貴重なお話、ありがとうございました。

運営会社

株式会社ソラスト

https://solasto-kaigo.com/service#anchor-1

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