介護キーマンインタビュー

株式会社ジョインハーツ
福祉事業部 課長
竹本法子 さん

身体状況などに合わせた個別ケア提供に強み。1年間離職者ゼロ ベテラン揃いで安心。

竹本法子さん

会社の概要や、ご自身の経歴を教えてください。

設立は2015年です。主力事業は障害福祉サービスで、就労支援継続A型事業所や放課後等デイサービス等を複数運営しています。ただし、代表の徳山はもともと高齢者介護業界で勤務してきたこともあり「いつかは介護をやりたい」と考えていました。そうしたところに他社の住宅型有料老人ホームを承継する話が持ち込まれ、2021年12月より大阪府大東市で「フォレスタ大東」を運営しています。
 私は介護業界での勤務歴は35年程です。地域包括支援センターで従事していた経験があり、地域で暮らす高齢者及び障がい者の支援にも関わってきたこともあります。ジョインハーツには4年前に入社し、今は障害福祉・高齢者介護両方をマネジメントしています。

御社の介護に対する考え方や特徴は何でしょうか。

「ご利用者様1人ひとりの幸せの追求」を社の理念・基本姿勢としています。それぞれの身体状況やこれまで歩んできた人生、趣味嗜好や得意分野などに合わせた個別ケアの実践を心がけています。
当社の主力事業である障害福祉サービスは、介護に比べるとご利用者様ごとの年齢や身体状況の差が大きいという傾向があります。現在のフォレスタ大東のスタッフは介護福祉経験が長い人が多く、1人ひとりに合わせたた最適なケアを考え、提供する能力に優れていると思っています。また、コロナ禍で限界はありますが、ホームでのイベントの際には、日頃障害福祉事業所で勤務しているスタッフがサポートに来てくれます。こうしたスタッフ間の交流を通じて、介護の経験しかないスタッフでも、個別ケアの考え方やノウハウを自然に身に付けることができます。
 ホームではこうした経験やノウハウをもとに、そのご利用者様お一人お一人にあった介護手順を作成しています。

ほかに人材に関する部分での特徴やセールスポイントはありますか。

フォレスタ大東スタッフの介護・福祉業界の平均勤務年数は10年を超えています。知識・経験共に豊富なベテランが多いので、安心して利用できます。また、離職率が非常に低いのも特徴です。ホームで離職者が出たのは1年以上前のことで、しかも持病の悪化という止むを得ない理由でした。
介護サービスご利用者様が感じる不満の一つが「自分のことをしっかり理解してくれるスタッフがいてもすぐ辞めてしまい、満足のいくサービスを提供してくれる体制が持続されない」という点だと思いますが、フォレスタ大東ではそうした懸念も少ないでしょう。

介護事業ついての会社の将来ビジョンを教えてください

居住系サービスを基本として事業を拡大したいと考えています。自社で新設するだけでなく、今回のような事業承継・M&Aも視野に入れています。エリアについてはフォレスタ大東との連携を考え、大東市及びその周辺地域が理想です。

貴重なお話、ありがとうございました。

運営会社

株式会社ジョインハーツ

https://www.join-hearts.net/

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